CHARACTER CHARACTER

• 大國 ナムジ (20)
  本作中の主人公。警視庁特殊犯罪対策課【零係】朱鷺丸小隊所属隊員。粗暴な性格で気の強い野兎羅とは喧嘩が絶えない。身体能力が高く、朱鷺丸仕込みの近接戦闘術を駆使し小隊の切込隊長を担うが、指示に従わない事も。【Remnant】の適合者ではあるが仲間内で唯一能力を発動できない為、その力は未だ不明。映画好きで九十九が営むレンタルビデオショップによく通っている。
• 八神 野兎羅 (21)
  ナムジと同じ【零係】朱鷺丸小隊の一員。ナムジに負けず劣らずの身体能力(と粗暴さ)に冷静沈着な観察眼を持ち合わせ、瞬時に戦況を判断し作戦を練り出す頭脳派。ナムジとはいつも衝突が絶えない。Re因子の適合者であり、【Remnant】による異能力は傷付いた人体を治癒することができる「Recover」。本人曰く体力の消耗が激しい為、あまり使いたくないらしい。恋愛について理想が高く、周りをドン引かせることも。
• キム・ソヨン (23)
  【零係】朱鷺丸小隊の中では一番の常識人(かもしれない)。高身長で整った顔立ち。明るく優しい性格だが、自分に自信がなく心配性な一面を持つ。接近戦よりも射撃を得意とするが人を殺めてしまうという恐怖心から実戦になると弾が当たらないというジンクスを持つ。Re因子適合者。【Remnant】による異能力はイルカのように物体から発される反響音を聴くことで、対象物の位置や形、大きさなどを知ることができるエコーロケーション「Resonance」。
• 真田 朱鷺丸 (31)
  警視庁特殊犯罪対策課【零係】に所属するナムジたちの小隊長。常に陽気で飄々としているムードメーカー。【Remnant】による異能力は使えないがその実力は折り紙付きで、【Rebellion】や異能犯罪者達からも恐れられている。夜鷹とは何か因縁があるらしいがその関係は謎に包まれている。四葉薬品の葉山や、ビデオショップのオーナー九十九とは旧知の仲。
• アイスマン (19)
  夜鷹率いる異能犯罪組織【デスティニー・チャイルズ】の一員。ナムジ曰くかなりの厨二病。【Remnant】を狙い、四葉薬品の研究所に単身で攻め込みナムジら朱鷺丸小隊長と交戦する。異能力は反射神経を極限に高める「React」。アイスマンとは組織内での俗称である。その名の通り冷徹無比で、戦闘においても感情を表に出すことはない。最近、九十九が経営するレンタルビデオショップでバイトとして働き始めたらしい。
• 夜鷹 (??)
  『運命の子供』計画によって生み出された異能力を持った10人の一人。異能者の新たな時代を作る為に立ち上げた異能犯罪組織【デスティニー・チャイルズ】のリーダー。幼い見た目とは裏腹に、多くの異能者を従えている。異能力は不明。朱鷺丸や葉山とは関係があるらしいが、多くの謎に包まれた存在。
• 葉山 真鳥 (34)
  四葉薬品工業の研究者。近年急増する異能犯罪者に対抗するために作られた特殊能力誘発剤【Remnant】の開発責任者でもある。エリートを絵に描いたような人物であるが、性格は無愛想で普段は研究以外の事にはあまり興味がない。朱鷺丸や九十九とは以前から親交があり、敵対する夜鷹とも何か深い因縁があるらしいが…。
• 九十九 清賢 (??)
  22世紀を目前に時代にそぐわないレンタルビデオショップを営んでいる。性格はマイペース。レンタル代を払わない常連のナムジにはかなりの額をツケている。表向きにはレンタルビデオショップの店長だが、実は裏世界の情報屋としての顔を持ち、朱鷺丸や葉山とは長い付き合いがある様子。